2021/12/24 15:15
ECサイト立ち上げに向けて、商品の撮影に臨む毎日。
日頃の大雑把さでは太刀打ちできない神経を使う作業。
思いのほか体力を消耗する。
数時間かけて撮っても使える写真はほとんどなく、一からやり直しということも・・・
セットができていざシャッターを押すが反応なし。何が起きたのかと慌てているとバッテリー切れの表示が・・・
外で撮影していると、風は出てくるし太陽も動くし。
自分で作ったものにカメラを向け息を詰めて見ていると気づくことが色々あり、商品をもっと改良していいものにしたいと意欲もわく。
いつも写真は撮っていてもとりあえずで、ここまで丁寧にしていなかった。
以前写真家の藤原新也さんがラジオで語っていたことを思い出した。
オーデションで選ばれた10代の少女たちの写真集を作った時のこと、
姿勢が悪かったり表情が乏しい子たちが、レンズを通して見つめられることで変わっていったと。
真剣に向き合うことでこそできることがあるのだと思った。