Blog

2022/02/04 22:13




シルクの手染めの生地で作られた花はクレマチス。
つまみ細工の作家の方に相談して、バレッタ に馴染むよう高さを抑えて作っていただきました。
シルクの真田紐を組み合わせてたバレッタ に合わせました。

つまみ細工は正方形のちいさな布を

折り畳んだりつまんだりして花鳥風月を表現する
江戸時代から伝わる伝統文化の一つです。
 
つまみ細工を見せていただき注文した頃、
ちょうど読み始めたのが三浦しおんの小説「政と源」。
 
予備知識は全くなく、たまたま手に取ったら主人公はかんざし職人。
主人公源の足は船、自宅の裏の川に留めた船でどこにでも行く。
まるで江戸時代の職人のような源の、つまみ細工の製作工程も随所に描かれていた

かんざし職人の源ともう一人の主人公、銀行を定年退職した政に巻き起こる
人情味豊かで心温まる事件の数々が解決した頃、
お願いしたつまみ細工が完成し期待が膨らみました。

Blogトップへ
Copyright © SOUBOU-OGISU. All Rights Reserved.