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2024/07/29 22:26

真田紐の生産者が減っていると織元から聞いた時、身近ないろんなものがひとつづつ無くなっていくのが寂しいなあと思いました。そこで長年屏風の蝶番として使うため仕入れてきた真田紐の宣伝になるのではとネックストラップを作ってみました。それがきっかけで真田紐にのめり込んでしまい気づけば15年が経ちました。
15年前は、ガラ携を首からかけて胸ポケットに入れる男性が多かったのですが、スマホが普及すると重いことと、ストラップを取り付けることもできなかったので売れなくなるのかなあと思っていました。ところがその頃からIDカードを持ち歩くことが増え、用途が変わましたが需要は変わりませんでした。今は、長いタイプを斜め掛けにしてスマホを持ち歩く人が増えました。今日も、お土産に大量に買われた方がいて在庫がなくなったと小売店から連絡がありました。変わらず使っていただけるのは嬉しいことです。

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